二人はちはちの遊び方。
フラッシュで実現した花札・しらぎく花フラに第0.65版01(平成22年 9月16日)から収録しているゲーム二人はちはちの遊び方について解説します。
- 本作品などの開発状況は、ゲーム開発メモにてお知らせしております。
二人はちはちの概要。
二人はちはちは、はちはちの二人打ち版です。
三人以上でプレイするはちはちに慣れると、二人打ちでは若干物足りなさを感じるかも知れませんが、三人打ちとはまた違ったゲームとも言えます。
基本的なはちはちのプレイ方法は、はちはちの遊び方に譲るとして、ここでは、本来のはちはちとの相違点を中心に解説致します。
二人はちはちの一局の流れ。
二人はちはちは、はちはちの二人打ち版のため、基本的に一局の流れは三人以上でのはちはちでの流れと同じです。
- 札を配った後、手役を公開して、役代を受け取る。
- 一局を開始。誰かが出来役を完成させたら、そこで役代を収受するが、出来役を作った者は更に多くの出来役を目指して継続(「下げ」宣言)をする事も出来る。
- 出来役が出来ず(或いは出来ても継続した結果役が増えず)に一局を終えた場合は、手札の点数を精算する。
札は、はちはちを含む多くの三人打ち花札と同様、手札が七枚、場札が六枚となります。
三人打ちの場合はこれで一局終了時に全ての札が誰かの取り札になりますが、二人打ちの場合は山札は必ず一人分(十四枚)余り、場札も獲り損ねが生じ得ます。
このため、一局終了時の取り札の得点を計算する際には基準点が存在せず、点数を多く獲った方が勝ちと言う形になります。
また、同点の場合は、
- ルール選択で総八を無しにしている場合は引き分け(デフォルト)
- ありにしている場合は親権
となります。
点数の扱いについて。
二人はちはちでは、原点の概念はありません。
相手が一人しかいないため、相手より点数を取るだけで良いからです。
- 但し、しらぎく花フラでは形式的に五貫(六十点)からスタートするものとしております。
場について。
"場のレート"は、三人打ちのはちはちでの"場のレート"と同じです。
すなわち、以下の三つのレートが存在し、全ての収支がこのレートを適用する事となります。
- 小場(一倍)
- 場札に二十点札が一枚もない状態。
- 大場(二倍)
- 場札に松, 桜または芒の二十点札がある状態。二枚以上ある場合は次局も自動的に大場となります(二代縛り)。
- 絶場(四倍)
- 場札に柳または桐の二十点札がある状態。両方ある場合は次局も自動的に絶場となります(二代縛り)。
また、一部ルールでは桐の局(十二局目・最終局)で二代縛りが発生した場合は、十三局目(越年の局)を行う事としており、しらぎく花フラでも、第0.69版01(平成22年 9月29日)から、越年の選択を可能にしております。
以下、特に断りが無い場合は、全て小場で収受される点数とします。いずれの場合も、大場であれば二倍付け、絶場であれば四倍付けとなります。
手役について。
手役は三人打ちのはちはちでの手役と全く同じです。
ただ、相手が一人しかいないため、収支は三人打ちの半分となります。
- 三人打ちでは役代は双方からもらえるため、都合役代の倍の収入となります。
- 例えば、二貫の役の場合は、相手から二貫を受け取るだけとなります。
当然、
での飛び込みもありますし、
での抜け役増しもあります。
三人打ちでのはちはちでは、一局終了時に成立する出来役が出来ると手役の吹き消しで役代も返還しなければならなくなります。
二人はちはちの場合は、一局終了時に成立する出来役は有無を選択出来る事となっており、ありとした場合に限り、手役の吹消しが生じ得ます。
出来役について。(平成22年 9月29日更新)
一般の出来役は、三人打ちのはちはちでの出来役と全く同じです。
しらぎく花フラでは、以下の役を採用しております。
当然、出来役が出来た場合には、更なる役を狙って「下げ」る事も可能です。
- 下げに生じる責任も三人打ちと同じルールとなります。
加えて、相手が一人しかいないため、法度に依る責任払いもありません。
一局終了時に成立する出来役について。(平成22年 9月29日更新)
二人はちはちの場合、三人打ちはちはちでの一局終了時に成立する出来役は採用しない場合が多いようですが、第0.69版01(平成22年 9月29日)より以下の役を一括して選択する事も出来るようになりました。
- 二八(十貫)
-
一局終了時に、百六十八点を獲得した場合。
百六十八点を越えた場合は、一点増しごとに更に一貫増しとなります。
- 総八(十貫)
-
一局終了時に、両者同点となった場合。
- 三人打ちと違って死に札(一局で誰にも獲られない札)があるため、必ずしも八十八点とはなりません。
- 素十六(十二貫)
-
一局終了時に、カス札(柳札は点数に関係なく該当)を十六枚獲得した場合。
十六枚を越えた場合は、一枚増しごとに更に一貫増しとなります。
二人はちはちの場合、これらの役は成立し難いと考えられているようですが、一人一人が取れる札の枚数は三人打ちと全く変らないので、二人打ちに限って成立が特に困難とは考え難いと思われます。
一局終了時の点数計算の流れ。
一局終了時には以下のように点数計算を行います。
三人打ちのはちはちでの点数計算と若干異なりますのでご注意ください。
- 誰かが出来役を完成させていて「下げ」ていたにも拘らず役を増やせずに一局終了となった場合
- 該当する者は点数計算に先立って、受け取った役代を半額返ししなければなりません。
- 一局終了時に成立する出来役を採用していて、成立した場合
-
この場合は、手役があった場合も吹消しとなり、手役代を返金する事となります。
また、役が成立しているので、役代の精算だけで、取り札の点数計算は一切行いません。
- 取り札の点数計算
-
一局終了時に成立する出来役が成立しなかった場合は、取り札の点数を計算し、得点の多い方が少ない方の得点の差額を受け取ります。
- 勿論、実際には場の"レート"を乗じたうえで、貫単位に換算(十二点が一貫)されたものとなります。
但し、二人はちはちでは、どうしてもワンサイドになって荒れ易いため、以下のあつかいが適用されます。
- 30点〜39点
- 一律三貫に換算します。
- 40点〜49点
- 一律四貫に換算します。
- 50点以上
- 一律五貫に換算します。
一試合終了時のスコアの計算。
三人打ちのはちはちでのスコア計算法とは大きく異なります。
-
桐の局(第十二局)が終わったら、プレイヤの点数から五貫を差引き、五点以下は切り捨て、六点以上を一貫に切り上げます。
- 越年となった場合は、第十三局以降でスコア計算を行います。
-
その結果得られた値が、プレイヤのスコアとなります。
- 相手は同じ点数を失点する事となります。そして、勝っている方がこのスコアを吟味として取る事となります。
三人打ちはちはちとの相違点のまとめ。
三人打ちのはちはちとの相違点を最後に纏めておきます。
- 一局終了時に死に札(余り札)が生じるため、点数計算では基準点の差ではなく得点差を点数とする。
- 一局終了時に成立する出来役は
ないオプション。従って、採用しない場合は手役の吹き消しもなく、一局終了時に引き分けとなる場合もある。 - 相手が一人しかいないため、役の収支は三人以上の場合の半分となり、また法度での責任払いの概念もない。
- 一試合終了時のスコア計算も、貫数差を吟味とする。